「どうせわたしは変われない、だからわたしの周りの世界も変わらない」とか
「どうせ、こんな自分は愛されるわけが無い、受け入れてもらえるわけが無い」とか
「こうする以外は許されない、他の方法なんてあるわけない」とか
こういった“決めつけ”は過去の痛み、経験から構築されることが多いのですが
（今の）真実ではないこともとても多いものです


先日、息子が遊びに来てくれました（私たちは離婚しているので息子とは離れて暮らしています）
コロナ過の昨今、気にしなくてはいけないことも多いです
気軽に出かけることも難しいことも多いです
すると気分が重くなることも

もしかすると「この（今の）世界は俺にとって楽しいと思える世界ではない」そんな“決めつけ”があるのかもしれない
ふと、そう思えました
さらにその下には「俺はこの世界で楽しむに値しない」という感覚、“決めつけ”があるかもしれない
でも、それらは真実では無いことも認識しています

なので、今日はせっかくですから、その感覚は横に置いておいて
息子と楽しい時間を過ごすために出かける事にしました
（もちろん、感染防止は徹底してますよ）
“決めつけ”がもし“楽しむ”を邪魔しているのなら
“決めつけ”をまずは取り除いてみよう！
（取り除く努力をしてみよう！）

なので、今回のお出かけは
全く“決めつけない”で行くことにしました
 １００％何も決めない（努力目標）
こんな試み初めてです

「決めてないよ」
「何も考えてないよ」

“何か決めてからでないと行動してはいけない”
そんな“決めつけ”もあるかもしれません、私たちには
でも、今日はそんな“決めつけ”は横に置いておきます

とりあえず、お家から出てみます
そして車に乗り込みます
少しだけ決めます「あっちの方向に行こう」
それだけ決めて出発しました

車内の会話もその日の予定を全く決めてないので自由さが出て来ます
ある歩道橋の近くを通ると息子が教えてくれました


なんだ。やっぱり“面白い”、“楽しい”があるじゃん

スカイツリーの近くに来たところでお腹が空いてきました
普段だと自分の食べたいもの、そして息子が食べれるもの、それらを考えたりします、そうしないといけないと思っています、そうするべきだと思っています

でも、今日はしない

適当～に目に入ったイタリア料理のお店に入ります
外の空気が心地いい
ちょっとしゃれたお店だからか息子が少し大人になったように見える

いいじゃん、なんか嬉しい

「飲み物は何にする？」
「ん～喉がシュワシュワしてちょっと痛いんだけど、コーラーにしてみようかな？」

2人でコーラーを飲みます
なんかいいじゃん、今までにない場面だ
なんかちょっと新しいステージに来た感じもするぞ
いいじゃん、楽しい
このグラスもなんかいいね、欲しくなっちゃう
ダブルウォール（２重構造）のグラスじゃないから保温性は劣るけど、何より飲み物が美味しそうに見える

ご飯を食べたあとは
路地裏を歩いてみます
狭い路地裏はなんか画になります、ちょこちょこ写真を撮ったりして遊んでみました
カメラの三脚（スタンド）持ってきたらよかったな～
でも、それでもいい
あと何回、手を繋いで歩いてくれるだろうか．．．
手を繋いでいる写真ってあまり無いので自撮りでもいいので撮っておこう


なかなか良いですよ
「こうしなければならない」が無くなるのでイライラしたり、怒ったり不安になったり、不満が出てくることもありませんでした


「何か上手く行かないな～」
「なんで、こんな事ばっかり考えてしまう、感じてしまうんだろう」
「どうしていつもこんな結果になってしまうんだろう」
「何なんだよ！」

そんな風に思うことってありませんか？
もし、それらが何らかの“決めつけ”によるものだとしたら

この視点、見方が今まで無かったとしたら
もしその視点、見方を持つことが出来たとしたら
何か大事なことに気づけると思いませんか？
何か変化が訪れると思いませんか？