日本人は、特に男性はこの愛を伝えることにとても抵抗を感じたり、恥ずかしがったりしたりします
しかし、恥ずかしいからと言ってそれを伝えないでいると
そればかりか、相手にあなたの愛が伝わらないと相手が不安になります
その不安が不安を呼び、自分（達）の未来に希望が持てなくなってしまうこともあります
自分（達）の未来に希望が持てなくなると、それはやがて絶望に変わります

「こんな時間がこの先も続くとしたら、そこには希望は無い」
「付き合い始めの頃は感じることが出来ていた愛だけど、それが最近感じられない、だとしたら、この先にもそれは無いかもしれない」
「どうしてかわからないけど不安だ、悲しい、寂しい、この感覚から逃れられたい、こんな時間がこの先続くなんて耐えられない」

その先には悲劇が待っていることも少なくありません
いや、なんらかの悲劇が待っていると言えるでしょう

そこでわたしは考えます
それを回避するためにはどうしたらいいのか？
どうするべきだったかと
そして、わたしも恥ずかしがりやなのです
だからなるべく楽な方がいい、簡単な方がいい

そこで、ある心理学の考え方を応用してみました
その心理学の考えとは

“プロセスは完璧である”

これは
「すべての物事はその人にとって意味のあること、良い事である」という見方なんです
「あらゆる物事はすべてその人のために起こっている」ということなんです
「すべてのこと？」と怒ったり、ムカついたりする方もいらっしゃるかもしれません
でも、それでもなんです！
そう思えるには少し時間がかかりましたけど

わたしは、より良いパートナーシップにするにはこの考えをどう使ったらいいかな？
どう使ったら、パートナーの方にこの意味が伝わるかな？と思ったのです

そこで、ある試みを試しています

「あなたのために」をつけるというとてもシンプルな方法です

先日もスーパーでの買い物から帰って来たときのことです
妻はピノ（アイス）が好きなのでピノも買いました
家に着いて、妻が「何を買い物してきてくれたの？」と袋を開けます
そしてピノを見つけてこういいます
「あ、ピノ買って来たんだ」
わたしはこう言いました
「Yui（仮名）のために買って来たよ」
◇
たったこれだけなのに、妻はとても嬉しそうにしています
ピノを買って来ただけでも喜んでくれますが
ピノと一緒に自分の気持ちを「あなたのために」という言葉に表して添えるだけでさらに喜んでくれました
そして、“愛”を感じれると不安も小さくなっていきます
絶望を感じにくくなります
楽になります

たった一言付け加えるだけです
でも、これを今までやってこなかったんですよね
「すべてはあなたのために」
ほんの少しでいいからそれを表現してみてはどうでしょうか？
あなたの心の中の“愛”のほんの一部を言葉にするだけです
全部とは言いません
ほんの少しでいいんです

いつもやるよりも
時々、たまにでいいんです
慣れてきたらいつもでもでいいんですけどね

「すべてはあなたのために」
それを伝えれてるとしたら
それを伝えようとしているとしたら
あなたはすでにその意味を理解し、受け入れているということでもありますよね
それが出来ると出来ないとでは
そう思えるのと思えないのとでは
違いますよね、きっと

まずは行動
それもありですよね