Beprepared
こんにちは
カウンセリングサービスの福野てるすけです

「コミット/コミットメント」という言葉を御存知でしょうか?
カウンセリングや心理学の話をする際に良く出てくる言葉の一つです
この「コミット/コミットメント」という言葉
耳が痛い言葉でもあります
どういう意味なのかというと
自分が大事にしたいもの、自分にとって大切なものに対して
「向き合う」とか「覚悟を決めてる」という意味で使われることが多いです

…だからそう言われると耳が痛いです…

だって
「俺は覚悟を決めて生きてるぜ!」とか
「私は私の大事にしたい人に対して向き合っているわ!」
と自信を持ってはなかなか言えないですから
どこかで
「俺はそんな向き合えるほど立派な人じゃないし…」とか
「私は覚悟を決めれるほど強くはないわ…」などと言った
自分に対してネガティブな見方をしているところはあるでしょうから

ただ、この「コミット/コミットメント」はとても大事だったりします
コミットが出来てないと、覚悟を決めてその物事へ向き合えてないと
不満や苦しさが出てくることも多いんです


カウンセリングをしていても
パートナーに対して不満を持っている方にお会いしたりします
そういった方のお話を聞いているとその方の“望み”が見えない、見えにくいことがあります
そういう時は
「あなたはどうしたいとお考えでしょうか?」とか
「本当はどう思っていますか?どう感じていますか?」と聞くことがあるのですが
そんな問いに対して「…」であったり
「ん~そう言われてみると良く解りません」などといった
答えが帰ってくることが少なくありません

このような時って
迷っている時であったり、自分がどうしたいのか解らない時である事が多いんです
つまり、その事柄や相手などに対して
向き合うという覚悟が出来ていない状態、コミット出来ていないことが多いんです

すると苦しくなったり、不満が出てきたりしまいます
なぜなら、コミット出来ていないと
つまり覚悟を決めることが出来ていないと
自分の労力、費やしたものがただの役割であったり、仕事、労働になってしまいますから


たとえば、あなたのパートナーがあなたにニーズをぶつけてきたとします
「どうしてxxしてくれないんだよ、前にも言ったろ!」とか
「わたしはこれだけ頑張っているのだからあなたもxxしてよ!」とか
相手の方にコミットメント出来ているとあなはた迷わずそれに力を注げるでしょう
それは愛や優しさという形であなたの力が発揮出来たりします
そこに苦しさはありません
でも、コミット出来ていないと、覚悟が出来ていないと
それは役割、仕事、労働になってしまいます
疲れます、疲弊します、不満が出ます
そんな関係が苦痛になります、苦しくなります

結婚式で牧師さんが良くいうセリフがありますよね
「汝(なんじ)健やかなるときも 病めるときも 喜びのときも
 悲しみのときも 富めるときも 貧しいときもこれを愛し 敬い 慰め遣え
 共に助け合い その命ある限り 真心を尽くすことを誓いますか?」

これはコミットしてますか?コミットする準備は出来ていますか?の問いなんですよね
なんとなく「はい」と言ってましたけど、今思うと牧師さんに
「おまえ、覚悟は出来ているか?」って言われていたんですよね…
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だから、もしあなたが人間関係やお仕事などで不満や不平が出がちで
なんか苦しさを感じたりしたら
わたしはこの関係、この仕事に向き合う覚悟があるかな?
コミット出来ているかな?
と問いかけてみてはどうでしょう?

人はブレる生き物です
大事なのはそれに気づいて自分の軌道修正することですよね
何度も何度も何度も
コミット出来ていないことが悪いといことではありません
気づくことが大事なんですよね
まあ、耳が痛い言葉ではありますが…

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