ここで言う自立の男性はどういう方かと言うと
・あまり（ほとんど)弱音をはいたりしない
・強さや正論、正義にこだわる
・あまり（ほとんど）謝ったりしない
・自分の事はあまり（ほとんど）相談しないで自分で決めることが多い
・「好き/愛してる」などとあまり（ほとんど）言わない
・自分が不利な状況になると機嫌が悪くなる
・あまり（ほとんど）自分の過去（特に失敗談）について話さない
などなどです

そして、ちょっと意外に思うかもしれませんが
そういった自立な男性も好きで自立したわけではありません
好きで頑固者になったわけではありません
やむを得ずなんです、しょうがなかったんです
自立にいたるきっかけ、原因は人それぞれですが
そこにその人の痛み、傷があることが少なくありません

わたしの場合はわたしの両親の離婚でした
父親が不倫し、そして両親は離婚
不倫された母親が泣いている姿は
何も出来ない自分に強烈な無力さを植え付けます
布団に入り、天井からぶら下がっている蛍光灯を見て
「強くなる」と決心したことを今も覚えています
蛍光灯の形まで覚えています
こうした痛み、傷などから「強くなりたい・強くならなきゃ」という
思いが自立を加速させることは多いものです

行き過ぎた自立は人生を生きにくくしてしまう事もあります
自分が強くなることを意識し過ぎるあまり
自分のやり方にこだわり過ぎて他人との関係性にヒビが入ったり

だけど、生きにくさを感じつつも（感じれない方も居ます）

本当はもっと愛する人を大事にしたかったり
本当はもっと楽に生きたかったり
本当はもっと軽やかに生きたいと思っていたりします
そんな思いを遠い昔に諦めて
心の奥底にその思いをしまい込んでいる
そんな方も多いでしょう。昔のわたしのように

そんな自立な男性と付き合うと苦労することは多いものです
わたしも歴代のパートナーの方には苦労というか
悲しい、寂しい思いをさせてしまいました
たくさん泣かせてしまっていました、お恥ずかしい話ですが

本当はその自立さを手放すことが出来るといいのですが
自立の男性はそれ以外の方法を知りません
自立する、強くなる以外の方法を模索、知ろうとすることは
今までの自分を否定することにも繋がります
自分が弱くなることを意味します（勘違いなのですが）

そんな自立の男性を持つ女性に、ご相談してくれた方に
こうアドバイスをすることがあります
「彼は自分が楽に、軽やかに生きることが出来ないと思い込んでいますから、あなたがそのお手本として軽やかに生きるということが必要そうですね」って
つまりリーダーシップをとることを提案したりします

リーダーシップは二人にとって救いになります
そして、もしそのリーダーシップに抵抗を感じるとしたら
それはあなたにとってそれが大事なテーマであるというサインと言えるでしょう

つまり、理由はどうあれ
二人が同じテーマ（課題）であることも少なくないんですよね

今年は一言で言うと重い一年であったと言えるかもしれません
だからこそ、この「軽やかさ」のリーダーシップが必要となってくるのではないかな？と思えるんです

軽やかさを許可する
軽やかさを認める
軽やかさを歓迎する
とても大事だと思いませんか？

来年はもっと軽やかに生きたいですね
もっと軽やかに生きれるようになりたい
そう、スキップが踏めるくらい


※今日の話は男性側が自立として書いてますが男女逆の場合ももちろんありますよ