カウンセリングサービスの福野てるすけです
カウンセリングの時に
わたしが気にしている点があります
それは
「その方の主語がなんであるか」という点
パートナーシップがこじれてしまっているときは
パートナーとはバラバラの状態
もしくは
バラバラになりかけている状態です
好きで一緒になったのに
幸せになりたいから一緒になったのに
幸せを感じられる
幸せを感じられそうだからお付き合いしたのに
寂しい思いをしたり
悲しい思いをさせてしまったり
がんばろうとしているのに
がんばってきたのに
だけど
自分が思い描いていたものが手に入らない
そんなこともあります
それは決してめずらしいことではありません
むしろみんなが通る道だったりします
それは世間でいう“倦怠期”というやつだったり
“慣れ”というやつだったりするのですが
ほとんどの方が通る道です
いや、全ての人と言ってもいいかもしれません
わたしも何度もそういった危機に直面してきました
そしていままでのパートナーシップは全て終わりを迎えました
何回も何回も終わりを迎えてきた関係でしたが
「なんでだろう?」
「どうして上手くいかなかったんだろう?」
そんな風に本気で考えたことは無かったかもしれません
だって、それを考えたら
自分を否定することになると思ったから
その答えが解るのが怖かったから
自分の弱さに触れるのは怖いものです
自分にそれを乗り越えることができる自信が無かったりします
だから、自分の弱さに背を向けて生きてしまったりします
少し前の話です
やっと「今までなんでパートナーシップが続かなかったんだろう?」
と自分に向き合える時間がやってきました
そこで気がついたのが
”人生の主語がずっと“I”であったということ”
ほとんどの事において
自分が主体だったんです
物事の考える主体、主語が
それが行き過ぎると当然ですが
パートナーと自分のどちらかが疲弊してしまいます
もしくは両方が疲弊してしまいます
それはちょうど
二人三脚や手をつないで歩くのに
自分のペースに重きを置いている感じでしょうか
そうするとどちらかが引っ張り
どちらかが引っ張られるような状態になってしまいます
それが長く続くとその手すら離してしまい離れ離れになることも
カウンセリングを通して
パートナーシップが上手くいっている方を見ていると
その方たちの主語が「わたしたち」つまり”We”であることが
多いのに気づいたのです
主語を”I”から”We”に変える
やってみるとわかるのですが
これは言葉で言うほど簡単ではありません
わたし達は学校、社会において
自分でやることを学んで来ました
長年のそれが身に染みついてしまっているんです
人生の主語が“I”であると
正義、正論、効率にこだわる事も多かったりします
パートナーとの話合いでも
「xxだからわたしの言っている事が正しい」とか
「普通は○○だから、わたし達もそうするのがいいのよ」とか
「これはこうした方が効果的、効率的だよ」とか
そういう言い方、フレーズが出てきているときは要注意です
正義、正論に重きを置き過ぎると
勝者と敗者が生まれてしまいますしね
それは本当に望んでいることではありませんよね
きっと
だから、気にしてみて欲しいんです
今のわたしの人生の主語はなんだろう?って
今までのわたしの人生の主語はなんだったんだろう?って
それは本当に意味のある時間になると思います
そういえば、前に読んだ心理学の本にこう書いてありました
「天国の扉は一人では通れない」って
「わたし」がではなく
「わたし達」がやっぱり大事なようです
(追記)
先ほどご質問を受けたのですが
ここで言う”天国”は本当に死んでしまうのではなく
次のステージ、ステップ、今とは違う幸せがある状態の事を指します
パートナーシップで言うと2回目のロマンスとかかな?
m(_ _)m
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