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こんにちは
カウンセリングサービスの福野てるすけです

人生、そこそこ長く生きていると
いろいろあるものです

「もう無理かもしれない」
そんな風に思っている方に
なにか届けば
なにか伝わればと思い
今回の記事を書いてみました

わたしも思えばいろいろありました
誰のことも信じていなかった時代もありました
誰にも心を許していなかった時もありました

生きるのを諦めていた
そんな感じも随分長かったように思えます
そして、そんな自分を受け止める
そんなことも出来ないでいました

だから
惨めな感情、寂しさ、孤独さを
心の奥底に隠している
そんな生き方をずっとしていたように思えます

誰にも見られたくないものを抱えていると
無意識のうちに親密さを避けてしまうものです
“こんな自分”が見つかってしまう前に
その場から離れる
そんなことを何十年もやってきたような気がします

ただ、それでも誰かを求めていたんですよね
誰か俺を助けてくれるんじゃないかって

でも近づいてくれた人がいても
居心地が悪くて
その場から離れてしまう
その繰り返しだったように思えます

何度もそんな自分を変えるチャンスはあったと思います
ただ、その度に
俺は間違っていないとか
どうせ、俺の人生はこんなものだろう
そんな風に自分に言いきかせて過ごしてきました
そんな自分に向き合えないから

ただ、そんな事をしていると
手を差し伸べてくれた人に
寂しい思いをさせてしまうんですよね
それは友達だったり
その時お付き合いしていた方だったり
別れた妻だったり

それにやっと気づけたのは
離婚して少し経った時でしょうか
やっと…

でも、それと同時に
自分ではどうにもならないという
感じも感じたんです
「あぁ~でも無理だろ、これ…」
そんな感じ

でも、それでも前に進めたんですよね
それは誰かの助けがあったからなんですけど
でも、一番大きかったのは
忘れかけていた
無いものにしようとしていた
“俺は愛されていた”という感覚
記憶だったんです

それを思い出すことが出来たから
そこから少しづつ前へ歩むことが出来たんです

カウンセリングでも“愛”をとても大事にするのは
私がその感覚を思い出したときに一歩踏み出せた
その経験があるからです

人生に行き詰っている方
もう、無理だと思っている方は
それを忘れてしまっていることが少なくありません
だから、思い出して欲しいんです
“愛されていた”という事を



この間、息子の写真を整理していたんです
どの写真もいい顔しているんです

ふと、自分はあの頃
まだ両親が離婚していなかったずっと昔
どんな顔して写真に写っていたんだろう?
そう思ったので
押し入れの奥にしまったままのアルバムを開いてみました
十数年間、開いていなかったアルバムを

そしたらね、笑ってるんです、俺!
いい顔してるんですよ、俺!
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子供は愛の無いところでは生きていけません
愛に触れていないと笑顔でいられません
写真を撮られていたとき
俺は愛を感じていたんです
愛されていたんです
相思相愛だった
カメラの向こう側の人と

あなたにも、そんな写真があると思うんです
あなたが笑顔の写真が
それはあなたが本当に小さな頃の写真かもしれないけど
もう、その時のことは覚えていないかもしれないけど
でも、愛されていたんですよね、あなたも
カメラの向こう側のあの人に
その写真はたった一枚なのかもしれない
だけど、あの人の思いは一瞬じゃないはず
ず~っとその思いはあるはず
あったはず


「わたしは愛されていた」
その記憶、その時間はあなたを支えてくれるはずです


私がアルバムを見ていると
息子が寄ってきて
「これパパ?」って聞くんです
「そうだよ」と言うと
「僕の方がかわいいね」って言うんです
歯の生え変わりで前歯が無いのに(笑)
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でも
お前は正しい
こんなに可愛いお前が
大きくなったらどんな男になるのか
本当に楽しみだよ



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