でも、コミュニケーションって簡単のようで難しいですよね

男女の間のコミュニケーションだとなおさらです

正直に言うと、わたし、全然出来ていませんでした

夫婦のコミュニケーション

だから離婚に至っちゃったんですけど…

 
 逆に言うと、コミュニケーションがある程度上手く行っていれば

回避できる“二人の危機”も多いと思います

ただ、これが結構難しいんですよね

男女がコミュニケーションに求めるものが

それぞれ異なることも多いですから

 

女性はコミュニケーションに以下の事柄を求めることが多いです

・自分の気持ち/感情を伝え、それに共感（反応）してほしい

・自分の思いと相手の思いのすり合わせをしたい、感じたい

・コミュニケーションを通じて親密さを感じたい

 

一方、男性は次のような事を求める傾向が強いです

・必要な情報のやり取り

・問題があった場合の解決策、その結果確認

 

そして、これは私の経験談ですが

男性が自分のやり方にこだわって

自分が楽なコミュニケーションしか取っていないと

当然ですが女性には不満が溜まります

不満が溜まり過ぎると危機が訪れます、実際に訪れました

なので、女性のニーズを満たすコミュニケーションが

出来た方がいいです…

 

わたしの場合、これが全然出来ていませんでした

結婚当時のわたしたちの会話はこんな感じでした

（赤字：当時の妻、青字：わたし）

「今日は仕事大変だった～もう何もしたくないわ」

「あ～そう～」（全然労いの言葉がない）

「職場の〇さんに指示を出しても全然言う事聞いてくれないの！」

「指示の出し方が良くなかったんじゃない？」（味方になってない、共感していない）

「実家に電話したらお母さんにこんな事言われて頭に来たの！」

「なんか変な事言ったんじゃない？」（味方になってない、共感していない）

「ねえ、このおかず、はじめて作ってみたんだけどどう？」

「ん～塩気はちょうどいいね」（感謝も感激もなにもない）

 

ま～彼女の気持ちに寄り添わない、寄り添えない

寄り添わなさ過ぎだった…

そのあとはよく喧嘩になりました…

「なんでそんな風にしか言えないのよ！」

「私の欲しい言葉はそんなんじゃない！」

「私、そんなこと言ってって頼んだ？」

「あなたは、誰の味方なの？私の味方でしょ！」

「そんな事言ったってさ～」

「何が言いたいのかわからないよ」（わかりたくないよ）

 

男性って女性に比べると感情を感じることを嫌うことが多いんです

寂しさ、悲しさという感情を感じると自分が弱くなったと

感じてしまうから、それを感じている姿をさらすのは

自分の弱さをさらすことになるって思ってるんです

（まあ、勘違いもはなはだしいですけど…）

ただ、これをやっていると感情を感じて欲しい

共感して欲しい女性とのコミュニケーションが

上手く行きにくいんです

 

男性のみなさんへ

もし、コミュニケーショが上手くいっていないと思えたら

パートナーの機嫌が悪そうだったら

あなたの理論、評論、解決策、意見は一度横に置いておきましょう

そして、彼女に労いの言葉をまずかけましょう

自分の意見などは求められたら言うようにしましょう

具体的には

「おつかれさま、お仕事大変だったでしょう」

「それは大変だったね、お風呂に入ってゆっくりしたらいいよ」

「俺にはちょっとわからないことだけど、大変そうだね」

「なにか出来ることがあったら言ってね」

わたしの経験上

これらの言葉を言って不快になられたことはありません！

 

女性のみなさんへ

男性は自分のやり方にこだわる生き物です

また、自分が責められることがとても怖い生き物です

なので、やさしく教えてあげてください

たとえばこんな感じ

「わたしが疲れているときはまずお疲れ様って言って欲しいの」

「そしてしばらくは私の話をまず聞いて欲しいの

それだけで一日の疲れがとても取れるの

それができるのはあなただけなの、だからお願いね」

注意点としては、自分のやり方しかしてこなかった男性ですから

1度や2度だけでなく何度も何度も根気強く言ってください

すると鈍感な男性でもだんだん理解できてきますから

本当に鈍いところがあるんです、男って…

 

どちらが先に歩み寄るのでもいいんです

歩み寄る方が負けという訳ではありません

ただ、成熟さが必要です

「なんとかしたい」、「なんとかしよう」って思えたら

その準備は出来ていると思います

 

あぁ、あの頃の私に言ってやりたい

「一番大事なのは労いのことば、2つ目は話を聞くこと