こんにちは
カウンセリングサービスの福野てるすけです

先日、慌ただしい日々が少しだけ落ち着いてきたので、前から観に行きたかった映画を妻と息子の3人で観に行ってきました。
コロナ渦で延期に延期を重ねた映画「トップガン マーヴェリック」。
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(C) 2022 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.

前作が公開されたのが1986年のことですから36年も前の事です。
当時10代の自分にとってこの映画の影響力はとても大きかったです。
“カッコよさ”を植え付けられた映画といってもいいかもしれません。
飛行機、バイク、車、筋肉、サングラス、革ジャン、etc…
男は単純な生き物なのが良くわかる…

それほどインパクトが大きかった映画だったので少々不安だった自分が居ました。
「前作を超えるものなんて出来るのかな?」
「トムクルーズも歳を取ったけど(今作撮影当時は56歳)それでカッコいいものが撮れるのかな?」

映画開始5分でそんな不安は必要ないとわかりました。
この映画に関わった人達は
「“トップガン”を待っていてくれてありがとう。愛してくれてありがとう。」
そんなラブレターとも思える映画を撮りたかっただけかもしれない。

ストーリーや脚本は
あれ?前作でも同じようなシーン見たような…デジャブ?
そう思える場面が何度もあるのだけど、そんなの全く関係ないのです
だって、これはラブレターだから。

36年という年月を登場人物と出演者、そして自分も重ねています。
ただカッコよかっただけの(?)36年前の映画がお互いに重ねた年月が加わり“感じる”映画になっていました。
そして前作の伏線をこれでもかと言うほど丁寧に回収していきます。

「やられた、ラブレターは文章の上手い下手、ストーリーじゃない。」

映画が終わり、自分もあるものを回収したくなりました。
36年前、トムクルーズのカッコよさにしびれて映画館を出た私は彼が劇中でかけていたサングラスが欲しくなりました。
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(C) 1986 BY PARAMOUNT PICTURES CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.
当時、映画館を出てその足でパルコの眼鏡屋に行きました。
そしてレイバンのサングラスをかけてみたのだけどあまりに似合わな過ぎて落胆したのです。
だけど、やっぱりあれが欲しい!今日はその気持ちを回収する!

みんなで映画を観た後、映画館から歩いて数分のレイバンショップに向かいました。
そこであの当時は買うことが出来なかったサングラスを即買いしていると妻が
「わたしも夏用にサングラス買おうかな~」と言うので
「買っちゃったら?いや、プレゼントするよ」
ハリウッド映画の効果だろうか?レイバンサングラスを2個即買いです。
ハッピーエンドの映画は心も財布も軽くしてくれます。
息子も欲しいと言っていますが、そこはおもちゃで我慢しておいてもらうことに。
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その晩はご飯を食べ、お酒を飲みながら「トップガン」談義です。
少し酔っているからか、映画が面白かったからなのか、みんなで今日買ったサングラスをかけて写真を撮ってみることにしました。
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陽気である。後ろにフライパンが見えたり、やかんが見えたりするけど、良い写真だからしょうがない…

ふと思う、2年前、いや、3年前にこの今を想像することが出来たであろうか?

3年前、付き合いはじめの妻に
「3年後、あなたは彼と結婚してお酒飲みなら陽気にレイバンのサングラスをかけて記念写真を撮っているよ」
そう伝えてもきっと信じてはくれないでしょう。
(妻とは再婚で息子は前妻との子です。息子とは離れて暮らしていてたまに遊びに来てくれます)

映画も本当は2019年公開の予定だったのですが、まさか3年もそれが延期される事態になるなんて誰も想像がつかなかったでしょう。

私事でもそうです。
たくさんの出来事がこれまで起こりましたが、どれもその3年前にそれを予想出来たかというと予想なんて出来なかった事ばかりです。

そもそも16年前、心理学を真剣に学ぼうと思っていたかというとそんなことはありません、ほぼ思い付きでした。

その後、心理学の講座でめちゃくちゃかわいい子と出会うなんてことも想像できませんでした。

それからその子とお付き合いするかと思ったら、全く別の女性とお付き合いすることになったり、そしてその女性と結婚するなんてこともその3年前には全く想像できませんでした。

そして自分に家族が出来たことも、そして当時の妻に三行半をつきつけられ離婚することも全く想像できませんでした。

「もう本当に変わりたい、変わらないと」そう本気で思える自分になれるなんて想像できませんでした。

そしてプロのカウンセラーに自分がなるなんてことも全く想像できませんでした。

みんな想像できなかった事ばかりです。
でもそれは起こりました。どんどん舞い込んできました。
それはひょっとしたらそれまで握りしめていた何かを少しずつ手放すことが出来たからかもしれません。
何かを握りしめている指を一本一本開いていったからかもしれません。
わたしの握りしめていたものは“変われない自分”“幸せになれない自分”だったように思えます。
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もし、ず~っと変わらないものがあなたにあるとしたら、それは何かギュ~っと握りしめているものがあるのではないでしょうか?
まずはそれに気づくことが大事です。
まずはそれから。
3年後の自分のために、そこから始めてみませんか?
※今回はサングラスをしている姿を載せていますが、私は怖い人ではありませんからね。ご予約お待ちしております。

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