“自分プロデュース”をするには“罪悪感”という感情が妨げになります。
“幸せになりたい”と思った時も“罪悪感”がそれを邪魔します。
「そうはいっても…」
「だって…」
「しょうがないわよね…」
「仕方がないよな…」
「こんなもんだよ…」
これらの言葉が多く出る時は“こんなわたし”や“申し訳ないわたし”、“ダメなわたし”という感覚が強い時が多いです。
そして、その根っこには
“わたしは愛されるわけがない”
“わたしは罰せられる(責められる)”
“わたしは幸せになれない”
といった“罪悪感”をベースにした感覚が横たわっている事も本当に多いです。
前回はそんな”罪悪感”をずっと抱えているわたしの母親に“愛の選択”をしたという記事を書きました。
⇒前回の記事はこちらからどうぞ
今回もそんな“愛の選択”の記事を書かせてください。
次はどんな“愛の選択”が出来るかな~と思っていました。
でも、次の“愛の選択”をとった、とってくれたのはわたしではありませんでした。
わたしの両親はわたしが幼い頃に離婚しました。
離婚はオートマチックに罪悪感を抱かせます。
“十分に愛せなかったわたし”
“どこかで愛するのを諦めてしまったわたし”
そんな申し訳ない自分が生まれ、強烈な罪悪感を抱いてしまいます。
心の奥底に…(普段はなかなか自覚しにくい感情です)
だから私の両親は二人ともわたしには近づいて来てくれませんでした。
どこかわたしと距離がありました。
罪悪感という感情が強いと愛する者と距離を置いてしまいます。
自分を愛から遠ざけてしまいます。
自分を(自分の愛を)ちっぽけに扱ってしまいます。
愛から自分を遠ざけてしまうと幸せになりにくいものです。
だからこそ罪悪感を超えて“愛の選択(愛を贈る)”が大事なんです。
昨年末、わたしの母親からわたしの息子にクリスマスプレゼントが贈られてきました。
(わたしは息子とは離れて暮しています。詳しくは前回のブログをよかったら読んでくださいね⇒前回のブログ)
別れた妻からラインが来ました。
「あなたのお母さんから息子へクリスマスプレゼントが届いたわ。あなたのお母さんに息子から手紙を出してあげたらと思うの。よかったらあなたと息子の写真も添えてあげようと思っているけどいい?」
わたしはビックリしました。
わたし達は数年前に離婚しました。
離婚するとオートマチックに罪悪感という感情を抱きます。
それは別れた相手に対してだけではなく、そのご両親に対しても抱きます。
「あなたの息子さんを(娘さんを)愛し抜くことが出来なくて、幸せに出来なくてごめんなさい」
そんな申し訳なさがあると、それを感じる人とは距離を置こうとします。
関わろうとは思えないものです。
つらいですから。申し訳ない自分、みじめな自分に出会わなくてはいけませんから。
でも彼女(別れた妻)は「息子からあなたのお母さんへ手紙を出してもいい?」と言ってくれました。
それはこう言ってくれているように思えました。
「もう、あの頃のようにあなたのお母さんに愛を贈ることは出来ないけど、息子からお手紙とあなたたちの写真を送らせてもらえないかしら。きっと喜んでくれると思うの。」
わたしはこのラインを読んだ時に涙が溢れてきました。
それには二つの理由があります。
一つは俺の母親の事を愛してくれてありがとうと思ったからです。
あの頃のような愛の贈り方(関わり方)は出来ないけど、“愛の選択”をしてくれて嬉しかったんです。きっとお袋もとても喜んでくれるでしょう。
そして、もう一つは「やっとここまでこれた」と思えたからです。
離婚した時はお互いに「幸せにしてあげられなくてごめんね」という思いがとても強かったでしょう。
でも、彼女(別れた妻)が“愛の選択”をとることが出来たということは彼女に癒しが、救いが訪れたという事です。
あの時の罪悪感が癒された、軽くなったということです。
ただただ良かったと思いました。
嬉しかった。
彼女は息子が書いてくれた手紙の写メをラインで送ってくれました。
※息子には手紙の画像を載せる了解は得ています
それは愛に溢れるものでした。
きっとこの愛は届いてくれると思います。
いろいろな事がちゃんと前へ進んでいました。
それはわたしが想像していた方法、形ではありませんでした。
“愛の選択“をありがとう
あなたが前へ進めないとき、
ひょっとしたら、あなたの中の“こんなわたし”がそれを妨げているかもしれません。
その“こんなわたし”はいつのわたしでしょうか?
ずっと前の、ずっと昔の“わたし”ではないでしょうか?
もう、あなたは前へ進む準備が本当は出来ているかもしれません。
もう、あなたは“愛の選択”をとることが出来るのかもしれません。
あなたは“ちっぽけなわたし”ではありません。
そんな大きな罪悪感を抱かせる離婚ですが、この“離婚の危機”について青井あずさカウンセラーとYouTube動画を撮り、本日公開しました。
パートナーシップの危機を迎えている方に見てもらいたいです。
パートナーシップの危機を迎えたけど危機を乗り越えることが出来なかった方にも見てもらいたいです。
パートナーシップを持ってみたいな、でも少し不安だなと思っている方にも見てもらいたいです。
わたしたちの経験があなたのお役に立てたらと思います。
よかったらご覧ください。
チャンネル名は“ A Piece Of Counselor ”です
今回アップした動画はこちらです⇓
【パートナーシップの心理学】離婚宣告された!パートナーシップの危機を乗り越えるために!気づくべきポイントお伝えします!
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↑ここまでが寄稿した記事です
危機の渦中に居ると自分の未来をイメージすることは難しいものです。
それだと心の中に絶望で満たされてしまうことになってしまうので苦しいものです。
そんな時は誰かに自分の未来を見てもらう、ビジョンを見てもらう事がとても大事になってきます。
それはあなたのお友達でも、ご両親でもいいんです。
もちろんカウンセラーでも。
電話カウンセリングの現在の主な待機時間は以下の通りです
月曜、火曜、水曜、木曜の21時~、22時~、23時~
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