YouTubeデビューはカウンセラーとしてデビューする前から考えていたことです。
このご時世、カウンセラーとして活動するならYouTubeはとても情報発信の有効なツールとして使えると考えていました。
いや、むしろ必須と言っていいかもしれません。

3年程前になるでしょうか。
講座の打ち上げか何かで、偶然にも佐藤成喜カウンセラーと森川陽介カウンセラーと私の3人の卓で飲む機会がありました。
（佐藤成喜カウンセラーはご自身でYouTubeチャンネルを設けていてその登録者数なんと1.8万人！御存知の方も多いかと思います。森川陽介カウンセラーは神戸メンタルのYouTubeチャンネルでもおなじみの方ですし、最近はご自身のチャンネルを開設した勢いのあるカウンセラーの一人でこちらもご存じの方も多いのではないでしょうか。）
その時は既にカウンセラーになると決めていたし、動画での発信も考えていたので色々と聞くことが出来たことを覚えています。

あれから少し時間が経ちましたが思いは落ち着くことなく、むしろ必要さを実感し強くなりました。
ただ、いざ動画を製作し発信しようとなると怖気づいてしまいます。
照明やカメラなどを準備してから1年近く撮影出来ませんでした。

「でも、やってみたい」
そこで私が選択したのは“誰かと一緒にやる”でした。

わたし達が何かに挑戦したり、何かにチャレンジしようとして“もう無理”と感じるとき、絶望を感じてしまうとき。
それは“自分１人では無理”であることが本当に多いものです。
ただ、この“自分１人では”の部分に気がつけ無い事も多いんです。

「１人で生きるということをやめる」
「１人でやることをやめる」
「１人でもがくことをやめる」
「１人にこだわることをやめる」

成長の過程で“１人でやる“ということにこだわりも持つことはとても大事です。良いことです。
しかし、その先にそのやり方では立ち行かないことが起こったり、それ以外の方法が必要となる場面が出てきます。必ずと言っていいほど。
そんな時は今までのやり方、今まで上手く行っていたやり方を手放す必要があるのですが、これがなかなか出来ないものでもあります。
少し時間がかかってしまいましたが“１人でやることの限界”を学ぶことが出来ました。

最初はYouTubeチャンネル名に自分の名前を入れたりしたのですがそれもやめました。
また、“１人で”が出てきたのです。

それに気づくことが出来たので仕切りなおしました。
そしてやっとチャンネルを立ち上げ、動画を撮影、完成させることが出来ました。
わたしにとっても、青井あずさカウンセラーにとっても初めての試みです。
事前の打ち合わせもサラっと数分程度。一発撮りです、撮り直しなんてしません、１人なら無理かもしれなかったけど、２人でやってみると出来た！

なんだ、やっぱり“１人でやる”じゃなくても良かったんだ。


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